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トップページ > 投稿小説 > D 〜駆け抜ける黒い閃光〜 第2話

D 〜駆け抜ける黒い閃光〜

第2話

第1章  最初の仕事 

西暦21XX年 スペースコロニー『ユーラシア』 
レプリフォース大戦の決戦地となった『ファイナルウェポン』。 
その、ほど近くにあったスペースコロニー『ユーラシア』は 
『ファイナルウェポン』の崩壊の影響でかなりの打撃を受けていた。 
その修復のため、大規模な修復隊と警備隊が派遣され、すぐに事態は収拾を迎えるものと信じられていた。 
しかし……… 

警備隊長  「こちらは異常なしです。安心して作業を続行してください」 
修復隊長  「了解です。では、引き続き見回りの方お願いします」 
警備隊長  「わかりました。では… …!? 誰だ!?」 
修復隊長  「どうしました? 何かあったんですか?」 
???  「…すぐに作業を中断して脱出するんだ! 早く!!」 
修復隊長  「…? なぜです?」 
???  「このコロニーは、オレが占拠するからさ。とっとと立ち退いた方が賢明ってヤツだよ」 
修復隊長  「…? 一体、おまえは何者だ!?」 
???  「誰でもいいだろ。それより、もう1度言うけどさ。作業は中断だ。 
       今から1時間以内に、全員ここから脱出しろ。従わなければ…さて、どうするかな」 


…1時間後… 

???  「ええ、仕事、終わりましたよ… あっけなくね」 

???  「ええ、わかってますよ… コロニーはまだ、いきてますよ 
       いつでも落とせる状態にしてますから… 
       はやく、合図してくださいよ、結構、ヒマでね。 
       あとはウィルスまいて… 地球に戻るだけですから」 


謎の声  「フフ、見込んだだけはあるな… 
       やるべきことは、しっかりやっているようだ」
 

???  「しかし、ダンナ自ら手を下さなくても… 
               そんなにスゴイやつらなんですか?エックスだかゼロだか」
 

謎の声  「…ある意味、な。よし…いまから、地球上でアレを実行する! 
       しばらく、そこで待機だ」
 

この直後、地球全体にシグマウィルスが蔓延するという事態が発生する。 
それとほぼ同時にスペースコロニー「ユーラシア」が占拠されたことが明らかになり、 
また「ユーラシア」が地球に落下を始めているという報告を受け、ハンターベースは事態の収拾に乗り出した… 



第2章  傭兵の事情 

レプリフォース大戦終結まもなくの事… 
かろうじて戦力を保っていたエアフォース以外の軍は、 
残党兵としてリケイドを始めとするハンターベース過激派に追われ続けていた。 
レプリジェネフォース特殊任務部隊であったダイナモも例外ではなく、1ヶ月ほどの間リケイド率いるゲリラ部隊のハンターに追われ続けていた… 


ダイナモ  「くっ… しつこいな… こうして市街地に逃げ込んではみたものの…
        これじゃ向こうの位置もつかめやしない…  やっぱり、一度町外れに出た方がいいかな…」 

そしてダイナモは夜の闇に隠れるようにして町外れに移動する。しかし、そこには… 

ダイナモ  「…! まさか! 囲まれているのか!?」 
???  「その通りだよ、『生き残り』君。ここは完全に包囲されている。観念して、おとなしく『狩られる』んだな…」 
ダイナモ  「その声は…リケイドか! 観念なんて…するものか!」 
リケイド  「仕方ないな… まぁ、その方が『狩り』甲斐があるってもんだ。よし、かかれ!」 

あの時と同じ…ポイント00104と同じ圧倒的な1対多数の戦い。ダイナモは徐々に追い詰められていく… 
しかし、突然紫の光が敵の集団を駆け抜けると、状況は一変した。ハンターたちは突然仲間割れを始めた。 
そして、光が通り過ぎていった方に1つの人影が… 

ダイナモ  「!? あんたは…?」 
リケイド  「!? まさか!? 死んだはずだ!」 
???  「死ぬ? 俺が死ぬだと? やはりハンターの考えることはその程度か」 
リケイド  「くそっ! 全員、ヤツに、シグマに攻撃を集中しろ!」 
ダイナモ  「…シグマ…だって…?」 
シグマ  「フン、お前達に用はない。俺が必要としているのはその『生き残り』だけだ」 
リケイド  「くっ… なめるな! 俺が倒してやる!」 

一斉にシグマに襲い掛かるハンターたちだったが、
あらゆる攻撃はシグマの周りを回っている紫の光に阻まれて届くことはなかった。 
集団戦に特化しているはずのゲリラ部隊だったが、この圧倒的な力の前では全滅を待つのみであった… 

シグマ  「片付いたな… さて、お前には用がある」 
ダイナモ  「本当に…本当にあのシグマなのか…?」 
シグマ  「他の名で呼ばれたことはない。まあ、そんなことはいい。
       レプリフォースの生き残りであるお前を雇いたいと思ってな」 
ダイナモ  「『雇う』だって…? それに、元レプリフォースならエアフォースにいくらでも…」 
シグマ  「エアフォースの連中など問題にならない。それに、お前には実力が、そして戦う理由がある…」 
ダイナモ  「『戦う理由』…? それは、一体…?」 
シグマ  「1つは、今回の敵はハンターベースだということ。お前には因縁深い敵だろう? 
                そしてもう1つは… そのうち教えてやるさ… ともかく報酬は払ってやる。どうだ? 悪い話ではないだろう?」
 
ダイナモ  「ああ、わかった。あんたは命の恩人でもあるしな。俺はダイナモだ。よろしく頼むよ」 

この直後、ユーラシア占拠事件が起こる。そして地球でも… 
ハンターベースでは緊急事態にあたり、シグナスを司令とした特別対策班を結成し、
ユーラシアの迎撃とシグマウィルスの影響の解決に乗り出した… 


第3章  ハンターベースとの対決 

ハンターベース特別対策班本部 

エイリア  「謎のメッセージを受信します!」 

ダイナモ  「イレギュラーハンターのみなさん、ごくろうさまです… 
                 特にみなさんに、うらみはないけど…仕事なんでね… 
                 近いうちにハンターベースを攻撃させてもらいますわ… 
                 あ、エックスさんとゼロさんいますか? 
                 相手になってやってくださいよ、ヒマなもんでね… 
                 ま、力抜いて戦いましょうや。スポーツな感じでね…ククッ 
                 あ、ダイナモっていいます。では、またあとで…」 



ポイント00001 

ダイナモ  「ふぅ、こんな感じでよかったですかね、ダンナ?」 
シグマ  「ああ、充分だ。あとはあの兵器が完成すれば…」 
ダイナモ  「あぁ、あのとてつもなくデカイあれですか…? それにしても、あの老人、信用できるんですか?」 
シグマ  「大丈夫だよ。ヤツは本物だ。知識も、メカニックの腕も確かだからな」 
ダイナモ  「そうですかねぇ… この間なんか俺を見て、『フォルテ…か?』なんて言うんですよ?」 
シグマ  「まぁ、気にするな。それより、これからの事はわかっているな?」 
ダイナモ  「ええ、まずはあの『エニグマ』に攻撃を仕掛けるんでしょう?」 
シグマ  「そうだ。ヤツらは既に『エニグマ』のパーツを集め始めている。
       幸い、今ならハンターベースの主力はエックス1人しか残っていない」 
ダイナモ  「あのエックスですか? 1度戦ってみたかったんですよね。じゃあ、行ってきますわ」 


ハンターベース本部付近 エニグマ修復現場 

ダイナモ  「速く来すぎちゃったかな。まぁ、適当に遊びながら気長に待つとしますか」 

エックス  「間に合ったか。ダイナモは、どこだ?」 
ダイナモ  「はじめまして…キミがかの有名な… こりないハンター…エックスくんだね?」 
エックス  「お前がダイナモか? 一体、何が狙いだ!」 
ダイナモ  「え〜と、『狙い』ねぇ… 特にないかな。まぁお仕事だからね。ジャマするだけだよ。 
        でもさぁ、キミ達は死ぬまで戦わないと気が済まないんだろう? 大変だよねぇ…」 

エックス  「何!? 違う! そんなことはない!」 
ダイナモ  「まあ、どうでもいいか。俺はキミ達とは気構えから違うからさ。手加減してあげるよ。 
        さてと、そろそろやってみるかい?」 

エックス  「言われなくても… 行くぞ!」 
チャージバスターを撃つエックス。しかしダイナモの剣にあっさりと弾かれる。 
ダイナモ  「ハッハッ、そんなものかい? 次は、こっちから行くよ。さあ、くらいな!」 
剣を回転させながら投げるダイナモ。エックスはジャンプで回避しながらバスターを連射する。 
エックス  「そんなもの、当たるか! …! 何!?」 
ダイナモ  「ダメだねぇ。俺が剣を投げっぱなしにするとでも? 次から使えないじゃないか」 
エックス  「くっ… まだだ、チャージバスター!」 
ダイナモ  「アマいよ! ツバメ返し!」 
チャージバスターの上を低空ジャンプで飛び越えながら斬りつけるダイナモ。 
エックス  「何っ!?」 
かろうじてダッシュで回避するエックス。しかしダイナモのラッシュが続く。 
ダイナモ  「(こりゃ、あの技を使うまでもないな…)やっぱりこんなものなんだねぇ。
        これで本当にあの人に勝ったのかねぇ…」 
エックス  「何だと!? 『あの人』って…誰だ!」 
ダイナモ  「言わなきゃいけないギムはないよ。どうせキミじゃあ、俺にすら勝てやしないんだからね」 
エックス  「くそっ… でも、まだあきらめないぞ!」 
エックスの反撃が始まる。決定的な一撃はないものの、ダイナモに着実にダメージを与えていく。 
ダイナモ  「(何!? 動きが全然違う! これが、本気なのか…?) 
        …ハイ! ストップ!」 

エックス  「何だと! どういうつもりだ!」 
ダイナモ  「やっぱ、さっきの訂正。強いわ…マジだもんな? 今回はこのぐらいにしといてあげるよ。 
        もうちょっとリラックスしないと、体、もたないよ、キミ。じゃあ、またね! シーユーアゲイン!」 



ポイント00001 

シグマ  「帰ってきたか… どうだったかな、エックスの腕前は?」 
ダイナモ  「う〜ん… そうだな。まあまあ、ってとこかな?」 
シグマ  「フッ、頼もしいものだ。ところで、エニグマの方は?」 
ダイナモ  「…あ… すっかり忘れてた…」 
シグマ  「まぁ、いいだろう… あれではユーラシアを落せまい」 
ダイナモ  「すいませんね… それで、これからどうすれば?」 
シグマ  「特に、これといって仕事はないがな。まぁ、ヒマなら各地のハンターどもを相手に遊んでいればいい。 
      次の相手は、エックスと同じ、いや、それ以上の力を持っているかも知れんからな」
 
ダイナモ  「じゃあ、ちょっと遊んできますわ」 

ダイナモの手からはエニグマを守りきったハンターベースであったが、
シグマの読み通りユーラシアを破壊することはできなかった。 
ハンターベースは次なる作戦『シャトル作戦』のため、またもパーツ集めに奔走する… 


第4章  因縁と運命(前編) 

ポイント00001 

シグマ  「よし、来たな。今回は例のシャトルを攻撃してもらう」 
ダイナモ  「わかってます。今回はしくじりませんよ」 
シグマ  「そうしてもらおう。そして、現在シャトル基地にいるのはゼロだ」 
ダイナモ  「もう1人の方ですね。こっちも楽しみですわ」 
シグマ  「楽しんでばかりもいられまい? ヤツの実力はエックス以上と見ていいからな。それに…」 
ダイナモ  「それに…?」 
シグマ  「お前にはヤツとの因縁がある。もう『1つの理由』というやつだ」 
ダイナモ  「一体、それは何なんです? ゼロとやらに関係があるのですか?」 
シグマ  「ああ、ヤツとの戦いであの技を使ってみれば、全てわかるだろうさ」 


ハンターベース シャトル整備基地 

ゼロ  「予告通りだな。ダイナモ」 
ダイナモ  「また、あそびにきたよ…ヒマだったでしょ? でもさぁ、少し、やり方、考えた方がいいよ… 
        シグマのダンナもキミたちもいっつもマジモード… もうちょっとこのダイナモ様みたいにさぁ…」 

ゼロ  「おしゃべりなヤツだ… さっさと始めるぞ…」 
ダッシュで近付くゼロ。途中で止まり、分身のような衝撃波を撃ち出す。 
ダイナモ  「うわっ! 何だよそれ… いきなりなんてひどいやつだなぁ…」 
ゼロ  「問答無用だ! とっとと決着をつける!」 
ダイナモ  「…はぁ… おしゃべりする気はないわけね…」 
さらに距離を詰めて斬りかかるゼロ。ダイナモはジャンプして回避しながら反撃に出る。 
ダイナモ  「おっと! なら、これでどうだ! トリックショット!」 
2段構えの分裂弾がゼロに向かう。攻撃を中断し、距離を取るゼロ。 
ゼロ  「チッ、そう来るか…」 
ダイナモ  「遠距離戦ならこっちのものってやつだ」 
しかし、ゼロも距離を詰めながら攻撃を続けていく。 
ダイナモ  「う〜む… ちょっと押され気味かな… 仕方ない、ダンナの言う通りあの技を使ってみるか。 
        行くぞ! アースゲイザー!」 

拳から地面に打ち付けられた雷が一気に立ち上る。 
ゼロ  「…この技は…! カーネルの!」 
ダイナモ  「へぇ… 大隊長を知ってるのか。この技を知ってるってことは、戦ったこともあるのかい?」 
ゼロ  「まあな…昔、スペースポートでな…」 
ダイナモ  「! 何だって!? じゃあ、大隊長を倒したのは…!」 
ゼロ  「…そう、俺だ… 昔の話だがな…」 
ダイナモ  「(なるほど、ダンナの言っていたのは… こういうことだったのか…) 
        なら、好都合だ。俺は大隊長にはいろいろ世話になったんでね。ここで、敵討ちをさせてもらう!」 

ダイナモの猛攻撃が始まる。さっきまでとはまるで違うダイナモの動きのキレに、ゼロは防戦一方となる。 
ゼロ  「(これが… こいつの… 本気…!)」 
徐々に追い詰められていくゼロ。そして、いよいよトドメという時だった。 
ダイナモ  「さあ、終わりだな、ゼロ! …いや、やめとくか…」 
ゼロ  「…? なぜだ? 俺はカーネルの仇ではないのか?」 
ダイナモ  「まぁ、そうなんだけどさ。ダンナの作戦のこともあるし、これからシャトルを壊しに行かなきゃな。 
        はぁ… ガラにもなくマジになっちまったよ… 俺もまだまだだよなぁ… 
        さてと、報酬ももらってることだし、この仕事が終わったらダンナともキミたちともオサラバだよ。 
        キミももうちょっと考えてみたら? …いつか… 死ぬぜ… 本当に… 
        …俺は生きるために、逃げるぜ… じゃあな!」 

その後、ダイナモは姿を消した、と思われていた。しかし… 


第5章  謎の協力者 

ポイント00001 
シャトル作戦が決定してまもなく、ダイナモのハンターベース襲撃の直前のこと… 

ダイナモ  「ダンナ、あの兵器は完成したんですかい?」 
シグマ  「いや、まだだ。あの老人、腕は確かなんだが… どうしても完璧にこだわりすぎるのでな…」 
ダイナモ  「はぁ、そうですか… それにしても、あの一つ目といい、あれといい、なんであんなに大きいんでしょうねぇ」 
???  「それは、大きいものこそロボットの夢だからじゃ」 
シグマ  「ああ、老人か… そろそろレプリロイドという言葉に慣れたらどうだ?」 
老人  「いやなに、長いこと生きていると考え方も偏ってくるというものじゃよ…」 
ダイナモ  「それより、じいさん。あの兵器は完成したのかい?」 
老人  「いや、まだじゃ。なにぶん、レプリロイドの体には慣れていないのでな… これからまた取り掛かるとするか」 

ダイナモ  「ダンナ。一体あのじいさんは何者なんです?」 
シグマ  「さあな。本人はゼロを作った者だと言っていたが」 
ダイナモ  「ゼロを? ホントですかねぇ… エックスとゼロ、どちらも今の技術では解析すらできないんですよ?」 
シグマ  「確かにな、しかし現にゼロに関するデータは完璧に持っているからな。
       まぁ、敵でないなら気にすることもあるまい。 
       あの老人の言うことが本当かどうか… ポイント00000で見極めさせてもらうとしよう」
 


続・第4章  因縁と宿命(後編) 

ポイント00000 

姿を消したはずのダイナモだったが、なぜかポイント00000のことが気になり、足を運んでいた… 

ダイナモ  「ここで何かがある。さて、楽しみでもないが見届けさせてもらうかな」 


ハンターベース特別対策班本部 
一度は破壊されたシャトルであったが、なんとか修復に成功し、作戦は続行となった。 
パイロットにはゼロが志願し、ユーラシアへの突撃、破壊に挑む。 

ゼロ  「…こちらはそろそろユーラシアに接近する。これから脱出ポッドに移るので通信はそちらに頼む」 
シグナス  「よし、エイリア、脱出ポッドの通信回線を」 
エイリア  「了解。…こちらハンターベース。ゼロ、大丈夫?」 
       … … …
 
エイリア  「ちょっとダグラス? 応答しないじゃないの」 
ダグラス  「え? いや… 俺に言われてもなぁ… 整備は完璧にしたはずだぜ」 
シグナス  「…仕方ない。あとはゼロを信じて、こちらは帰還地点の割り出しにかかれ」 

エイリア  「…割り出し完了しました… 帰還地点は…ポイント00000、零地点です」 
シグナス  「…当初の予定からはかなり外れているな… 回収班よりこちらから向かった方が近いか… 
        エックス、ライフセイバーとともにポイントに向かってくれ。エイリアは状況の確認と回収班への帰還命令を」 

エイリア  「了解」 
エックス  「(…何だろう…? この…不安感…? いや、使命感とでもいうのだろうか…?
        何か…悪い予感がする…  あれを…あのアーマーを持っていくか…)」 

そして、エックスとライフセイバーはポイント00000に向かった。その途中、エイリアから通信が入る… 

エイリア  「エックス! 聞こえる?」 
エックス  「ああ、聞こえてるよ。何かあったのかい?」 
エイリア  「ええ… しかも、かなり深刻な事態ね… ユーラシアの破片から新種のウィルスが発見されてるの。 
       しかも、それはシグマウィルスを取り込んでさらに進化してる。データを送るわ…」
 
エックス  「…!? これは! ゼロの形をしたウィルスだって!?」 
エイリア  「そう… もしかして、ゼロは… とりあえず、気をつけてね…」 


ポイント00000 

エックス  「こちらは零地点に到着した。これから探索を開始する」 
???  「その必要はない… 俺はここにいる…」 
エックス  「ゼロ!…?なのか…? 何かが違う…何か…邪悪な雰囲気のような…」 
ゼロ?  「違う? そうじゃないさ。これが、俺の本当の姿。そして、お前を倒すことが俺に与えられた使命…」 
エックス  「そんな… いや…なぜだかわからないけれど… 理解できるような気がする… なぜか…受け入れられる…」 
ゼロ  「ならば… 俺の所まで来い! この、零空間を抜けてな…」 

エックスはライフセイバーを報告に行かせ、1人零空間へと入っていった。 
そして、その後を追いかける者が1人… 

ダイナモ  「こりゃあ… 大変な事になったな… ダンナの言ってた『ゼロの真の姿』ってのは、そういうことだったのか…」 


零空間を進むエックス、気付かれないように追いかけるダイナモ。そしてエックスは対面の間に辿り着いた… 

ダイナモ  「おっと、どうやらご対面のようだな。俺は、ここから見守らせてもらうかな」 

ゼロ  「やっと来たか…」 
エックス  「やっぱり… 戦わなければいけないのかい? ゼロ…」 
ゼロ  「お前にもわかっているだろう? 俺はここで全てを思い出した。
      俺を作った謎の老人、その命令はただ1つ、お前を倒すことだった」 
ダイナモ  「(謎の老人…か… あのじいさん、どうやら単なるウソでもないのかもな…)」 
エックス  「僕も感じている… 今まで仲間だった君を目の前にして、なぜか倒さねばならないという使命感…
        なぜだろうか? 
        …そうか。わかったよ…ゼロ。 君が教えてくれた、目に見えない、データにも表れないものがある。

        今、僕はそれを感じている。 
        君の周りに、シグマのような… いや、それ以上の『悪』というものを…」 
ゼロ  「さあ、お互い全力で戦うぞ!」 
エックス  「…ああ、今思えば僕はそのためにこのアーマーを持ってきたのかもしれない…」 
ゼロの周りには実体化したオーラのようなものが、エックスはアルティメットアーマーを身に纏い、戦いは始まった。 

強大な力と力の対決、その決着は果てしなく先のことに思えた。 

ダイナモ  「…このままだと、俺の隠れてる場所も危ないな… やっぱり…ここにいるのは危険だな… 
        しばらく、どこかでゆっくりするのが一番だよな…」 


世界を幾度となく救った仲間であるはずの2人の対決を後に、再びダイナモは姿を消した。 
といっても、その姿は3週間後に目撃されることになるのだが…

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