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D 〜駆け抜ける黒い閃光〜

第3話

第1章  新しい仕事 

『コロニー落下事件』から3週間後、未だシグマウィルスの影響からの復興に取り掛かっていたハンターベースだったが、 
その影響はかなり大きく、まだまだ時間が掛かるものと思われた。そんな時、地球上で新たなる驚異が発見される。 
ただちにそれに対する調査機関が結成され、リーダーのアイゾックの元に多くのレプリロイド達が集まった。 

アイゾック   「地上に残ったレプリロイドの諸君!既に知っておるかと思うが、各地で不可解な現象が起きている。 
         我々はその現象を『ナイトメア』と呼ぶことにした。事態を重く見た我々はナイトメア現象の謎を解明すべく、 
         疑いのある8つのエリアに調査員を送り込んだ。そして、ここで有志を募っている」 

???  「(へぇ… あのじいさん、こんなことやってるのか…)」 
アイゾック  「我々と志をともにする者達よ! 力を貸してもらいたい!」 
???  「それにしても、ヒマだなぁ… これだから長い話はイヤだねぇ… 君、どう思う?」 
隣のレプリロイド  「知らないよ。それより、話聞いてろよ…」 
???  「はぁ… つれないねぇ… それにしても、まだ続くのかねぇ…この話」 
アイゾック  「未来は、我らとともに自らの力で守ろうではないか! 
        待っているぞ! 諸君!」 

???  「やっと終わったか… 長かったなぁ… さて、まずは…そうだな、まずはアマゾンにでも行ってみるか」 


第2章  『悪夢』の秘密 

とある場所、謎の研究所… 

???  「ここだな… あのじいさん、アイゾックっていったっけ? ちょっと話を聞いてみるか」 

????  「それで… あれの解析は終了したのかい? アイゾック」 
アイゾック  「いや、まだ時間がかかりますな。片方は簡単なのですが、さすがにもう片方は… 
        しかし… 本当にあれを復活させるのですか? ゲイト様」
 
ゲイト  「ああ… まぁ、そっちが本命ではない。今はゼロの解析を頼むよ」 
???  「(『ゼロ』…か。あの後、死んだって話だよな… やっぱ、マジってよくないよなぁ… ま、そんな事はいいとして) 
       よお、久しぶりだねぇ。 アイゾックのじいさん」
 
ゲイト  「? 誰だ? アイゾック、知り合いか?」 
アイゾック  「ええ… まぁちょっとした… ダイナモ、だったな? 今頃現れるとは、どうしたんだ?」 
ダイナモ  「あれ? 気付かなかったかい? この間の演説の時もいたんだけどなぁ…」 
アイゾック  「ああ… ということは、お前も調査隊に?」 
ダイナモ  「まあね。さっきにアマゾンに行って来た所だ。でもさぁ、なんか効率悪いんだよねぇ…」 
アイゾック  「効率…? 何のだ?」 
ダイナモ  「ナイトメア… “悪夢”の力ねぇ… 興味あるんだよねぇ。
        あんた達もっとナイトメア反応の強いトコ、知ってるんだろ?」 
アイゾック  「…そんな場所、知ってるわけが…」 
ゲイト  「フッ、それを聞いてどうするつもりだ?」 
ダイナモ  「別に。…そうだな、ナイトメアの力でパワーアップできるんならそのためってことでもいいかな」 
ゲイト  「…まあいいだろう。イナミテンプルの、このポイントだ。ここを抜けて、転送装置を使えばいい」 
ダイナモ  「へぇ… よく知ってらっしゃることで… まぁいいや、行ってみるとするかな」 

アイゾック  「ゲイト様… あんなヤツにこちらのことを知られてもよいのですか?」 
ゲイト  「そうだな… まあ、利用できるうちは放っておくさ… ヤツとナイトメアゼロ、戦って見せてもらおうじゃないか」 


第3章 エックス追跡 

同じ頃、ハンターベースでも新たな驚異『ナイトメア』に対する特別対策班を設置し、調査に乗り出していた。 

エイリア  「…これは! かなり強力なナイトメア反応と… ゼロウィルスの反応! まだ、残っていたというの…?」 
エックス  「場所は? 急いで向かわなければ!」 
エイリア  「イナミテンプルの… このあたりね… エックス、気をつけてね」 


イナミテンプル 

ダイナモ  「まったく… イヤな雨だぜ… こんなトコは、急いで抜けないとな… ん? あれは…」 

エックス  「どうだ、エイリア? ゼロウィルスの反応は?」 
エイリア  「そのあたりに転送装置みたいなものがある? その先が最も反応が強い所ね」 
エックス  「よし、行ってみるよ」 

ダイナモ  「まさか… エックスまで来てるとはね… また、あとをつけてみるかな」 

エックス  「ここが最も反応の強いポイントか… あの時の… ゼロのような幻に関係があるのか…?」 
???  「そう、確かにその通りでもある。だが、幻ではない… まさか…俺を忘れたのか? エックス?」 
エックス  「ゼロ…じゃない… あの時と似たような… 邪悪な気配… ゼロであるはずがない!」 
ゼロ?  「おやおや、ついにお前もイレギュラー化したか? 仕方ない…俺が倒してやるさ」 
エックス  「やらせるものか!」 

ダイナモ  「やれやれ、またとんでもない事に巻き込まれるトコだったぜ… ゲイトのヤツ… どういうつもりだ」 
???  「よお、久しぶりだな。ダイナモ」 
ダイナモ  「…! 何!? お前は…ゼロ! 死んだはずじゃ…?」 
ゼロ  「ああ、俺にもよくわからないがな… まぁこうして生きている。偽者のせいでしばらく身動きが取れなかったが… 
      どうやらそれもここまでのようだ」
 
ダイナモ  「ああ… で、これからどうするつもりだ? やっぱりハンターベースに戻るのかい?」 
ゼロ  「そうするつもりだ。エックスには迷惑をかけたからな… お前はどうする?」 
ダイナモ  「俺か… まぁ、しばらくは自由に動くとするさ。今は特定の依頼人もいないしな。
        何なら、ハンターベースで俺を雇わないかい?」 
ゼロ  「いや、遠慮しとくよ… 今更お前と一緒に戦う気もないしな。そろそろ決着がつきそうだ」 
ダイナモ  「そうだな。さて、俺はどこかに消えるとするか。1つ教えておいてやるよ。ゲイト… ゲイトの事を調べてみろ。 
        ヤツは…あれを復活させようとしている」 

ゼロ  「ああ、調べてみるさ。大体、予想はついてるがな…」 
ダイナモ  「じゃあな! また会うかもしれないがね…」 

その後、ハンターベースにゼロが戻ってきた。
ダイナモのもたらした情報により、ハンターベースはゲイトをマークし、その過去と動向を調べ始める。 


第4章  ゲイトの野望 

その後ダイナモはゲイトの研究所に出入りし、ナイトメアソウルの収集に走り回っていた。 

ゲイトの研究所 

ダイナモ  「結構集まってきたなぁ。ところで、アイゾックのじいさん。あのデータって…」 
アイゾック  「…ふむ。気付いていたか? そう、あれは『シグマ』のデータだ」 
ダイナモ  「やっぱりな… ゲイトはヤツをどうするつもりだい?」 
アイゾック  「ここだけの話だぞ。博士は、シグマを復活させ、自分の手駒にするつもりらしい…」 
ダイナモ  「…あのシグマをねぇ… そんなこと、ホントに出来るのかねぇ…」 
アイゾック  「さあな… 博士次第だな… ところで、お前はなぜここに出入りしている?」 
ダイナモ  「なぜって? 前にも言っただろ? 俺はナイトメアソウルを集めたいだけだって。ここなら情報も入ってくるしな」 
アイゾック  「まぁ、それならいいが…」 
ゲイト  「アイゾック、ちょっとこっちに来て手伝ってくれ」 
アイゾック  「わかりました」 

ゲイト  「ここだ、ゼロの動力源付近の構造。これが転用できれば、あの2人の攻撃を完全に封じることができるはずだ」 
アイゾック  「なるほど。これは使えそうですな。すぐに取り掛かりましょう」 
ゲイト  「ところで、あのダイナモとやらはどうなんだ?」 
アイゾック  「とりあえず裏はないようです。まぁ、元々面倒なことが嫌いなやつではありましたからな」 
ゲイト  「なら大丈夫だろう。これが終わったら、ナイトメアマザーの仕上げも頼むよ。あれはここの防衛の要だからな」 
アイゾック  「わかりました。確かに、あの2人も近付いていますからな」 
ゲイト  「フフフ、ゼロ。早く私のところまで来い… オリジナルとの対決… この上の楽しみはない…」 

こうしてゲイトの研究所に居座っていたダイナモであったが、アイゾックからナイトメア以外の情報について、 
『第4の組織』の情報を調べるという依頼を受けることもあった。 


第5章 赤い警鐘 

ゲイトの研究所 

ダイナモ  「じいさん、お呼びかい?」 
アイゾック  「ああ… 今回はちょっとした依頼をと思ってな。ある組織のことを調べて欲しい」 
ダイナモ  「調査依頼? 俺は探偵じゃないぜ?」 
アイゾック  「まあそうだが… 一応何でもこなせるんだろう?」 
ダイナモ  「まあね。昔一通りのことはやったからな。それで、何を調べるって?」 
アイゾック  「ああ、最近持ち上がっている新たな組織、名称も不明だ」 
ダイナモ  「おいおい… それでどうやって調べろって…?」 
アイゾック  「まあ、聞け。1つだけわかっている事がある。リーダーの名前は『レッド』だということだ」 
ダイナモ  「それだけ…? まぁ、いいか。『レッド』ね。報酬は…」 
アイゾック  「わかってるさ。終わったら規定通り払うさ」 
ダイナモ  「じゃ、行ってくるとしますか」 

ダイナモの調査が始まった。その組織は、まだできてまもなくのようで、その目的ははっきりしなかった。 
調査を進めていくうち、レプリフォースに代わる自警組織を目指していること、
ハンターベースの候補生から引き抜きを行っていること、 
そして、組織名は『レッドアラート』であることが判明した。 

ダイナモ   「『レッドアラート』…か。今はまだ弱小組織だが… こりゃあ、そのうちもうひと騒動あるかもな…」 

その予見は… 後に的中することになる… 

その後、ゲイトの研究所からダイナモの姿が消えた。
その直後、ハンターベースとハイマックス、ゲイト、そしてシグマの戦いが始まり、 
エックスとゼロはまたもシグマを倒し、ひとときの平和を勝ちとったかに思えた… 
その平和の裏で、密かに力を蓄えている『第4の組織』のことを知る由もなく… 
そしてダイナモはどこへ消えたのか…? 次なる戦いが始まる時、黒い閃光はまた現れるのだろうか? 
その答えは…カプコンのスタッフしか誰も知らない…

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