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THE KING OF PIKATYER 97

ファイナルバトル第一戦 前編

(どよめく場内)

実況
ピカチュ 「さっ… さぁ大変なことになってしまいました今回のKOP97!! なんとあの公式選手登録していた池原スカルマンが、前回に引き続き決勝戦に乱入!!しかも、HAPPYクイント、新生サンゴット、ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA、という恐ろしい3人のファイターを引き連れての登場です!! そしてあれよあれよという間にファイナルバトル3本勝負の一本目!! ナンバーマンFスズキ選手 と ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA選手の一戦がはじまりました!!! シャドーウーマンを瀕死にし、その様を笑って楽しむという このVAVA好きのピカチュですらヒいてしまったほどの残虐非道さを持つあのジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA選手に対し、なんと “パーフェクト勝ち” を宣言したナンバーマンFスズキ選手!!! さ・す・が・は “ミスターノーダメージ” !!!あのVAVA選手にひるむことなく啖呵を切るそのお姿ぁ しびれましたぁあvv  でもでも “パーフェクト勝ち” より ともかくどんな形でもいいですから 勝って いただきたぁ〜い (T○T)  この3本勝負は我々会場の全ての者の命が、あなたたち 『KOP97ファイナリスト』 のお三方に懸かってるんです〜(泣) ともかく勝ってぇ〜 おねがいぃ〜(手を組んで号泣)」


ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「ほお てめぇ “ミスターノーダメージ” なのか・・・・」

ナンバーマンFスズキ 「・・・・・・」

ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「(上の空で) “ミスターノーダメージ” がいきなりダメージ受けてちゃあ 世話ねぇよな〜?」

ナンバーマンFスズキ 「?」

「ッブゥオオオオオオオオオオオ」(ダルそうなポーズのままあさっての方向を見ているVAVAの肩のキャノンからいきなり炎が吹き荒れる!!!)

( 迫りくる炎! リーチセイバーを構えるナンバーマンFスズキ!! リーチセイバーの赤い丸が 紫色 に輝く!!!) 

ナンバーマンFスズキ 「 天空覇ぁあああ!!!!(ズバボヴゥオオッ!!! 炎を切り払う!! そして、振りぬいたセイバーをクルッと反して、抜刀術の構え!ダッシュ!見る間にVAVAの懐へ! そしてそのまま “左” で… 抜刀っっ!!!!!) 疾風牙ぁ!!!!( ザ ン ッ ッ!!!!)」

( 一瞬 ナンバーマン と VAVA の間で時が止まる セイバーを振りぬいているナンバーマン、懐を斬られたVAVA、 白と黒だけの刹那 )

ナンバーマンFスズキ 「っ!!」 (すばやく背後に飛ぶナンバーマン! ナンバーマンが元いた場所にVAVAの拳が振り下ろされ、めり込んでいる!!)


ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「・・・・・ (皮肉っぽくピカチュの口調をマネして→)さ・す・が・は “ミスターノーダメージ” ・・・・てめぇの相手に与えたダメージ量も感触でわかるってか? へへ・・・(ボコッと腕を抜く…) お察しの通りぃ・・・ 今の『疾風牙』って技・・・ 対してこの俺にダメージを与えちゃいねぇよ・・・・・ その技だけじゃねぇぜ・・・? あらゆる攻撃はこの俺には蚊が刺した程度にしか効かねぇのさ・・・。 そう・・・ あそこで今にも息絶えそうな女の残りライフメモリ程度ぐらいにしかなぁ… …ヒヒハハハハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ 」

ナンバーマンFスズキ 「たとえ相手に与えるダメージが少なくとも、ここぞというポイントポイントで着実に相手にダメージを与え、削っていく… “パーフェクト勝ち” の鉄則のひとつ。」

ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「(うつむきながら)ヒヒヘヘへ… そうかよ……  やってみろぉおおおおおおお(いきなり猛ダッシュ!!)」


実況
ピカチュ 「ああ〜っと VAVA選手の怒濤の攻撃ぃい〜!! しかしナンバーマンFスズキ選手!それをヒラリヒラリとかわしてゆくぅ〜!! 繰り出される 拳 拳 拳ぃ〜!! そしてそれを かわす かわす かわすぅ〜!!」

ナンバーマンFスズキの心の声 「 ( ピクッ! )ここだ…!! 」 「 ザ ン ッ!!!」

実況
ピカチュ 「おお〜っと!! 猛烈な攻撃の合間をぬって振りぬかれるリーチセイバーがVAVA選手を強襲ぅ〜!! しかしVAVA選手 もろともせずに攻撃を繰り出すぅ〜!!!」

ナンバーマンFスズキの心の声 「 (攻撃を回避 回避 回避…) ここだ! 」 「ザンッ!」 (回避 回避 回避…)

「ここ!(ザンッ!)」 (回避 回避 回避…) 「ここ!(ザンッ!)」 (回避 回避 回避…)

「ここ!」 ・・・ 「ここ!!」 ・・・ 「ここ!!!」 ・・・ 「ここぉおお!!!!!( ザ ザ ン ッ!!!)」

(ナンバーマンが斬りつける度に、会場から おお〜! おお〜! おおお〜!! と、どよめきが上がる)

「 ザ ン ッ!!!」 (また斬りつけられたところで急にピタッと動きを止めるVAVA、 間合いを取るナンバーマン)

ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「 ―――――〜… 」

ナンバーマンFスズキ 「どうだ? 1ダメージもばかにならんだろ?」

・  ・  ・  ・  ・ 。

場内一同 「うおあああああああああああああああああああああああああああああ(場内大歓声、拍手喝さい雨あられ)」
「すげぇ全部かわしてるよぉ〜!」 「さすが “ミスターノーダメージ” だぜぇえ」 「つえ〜!」 「Fスズキすごすぎ」 「いいぞぉやれやれ〜」


ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「 (焦点の合っていない目、歓声も何も聞こえていない) ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・ 砕いてやる…」

ナンバーマンFスズキ 「?」

「バシュ!バシュ!バシュゥゥ!!!」 (VAVAの肩のポットからミサイルが発射!!!)

(かわすナンバーマン!! しかしミサイルは軌道修正! ナンバーマンを追う!!)

ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「月並みだがホーミングなんだよぉっ!!」

ナンバーマンFスズキ 「ちっ (ミサイルを斬り払う! が!黒煙がブワッと闘技場に広がる!!)」

ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「ヒヒハハハかかったなぁあ!!そのスモックはあらゆるセンサーを無効にするぜぇえ!!!(煙に包まれる)」

ナンバーマンFスズキ 「 (煙の中) くっ…――― それは貴様も同じこと… っ!!!!(突然目の前にグワッとVAVAの手のひらが現れる!!!)(ガァシィイッ!!!!)」

(煙が晴れる…)

ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「(ナンバーマンの顔面をガッチリとつかんでいる) ・・・ 残 念 だ っ た な ぁ〜…(ガゴォッと地面に顔面をめり込ませる!!!) …ニオうんだよぉ〜 てめぇのボディーのぉ〜 てめぇの生き肉の “ニオイ” がよぉお〜・・・・ (ガリ… ガリ… ガリ… ゆっくりと めり込ませたまま歩き始める… ) もちろんそいつはただの “匂い” じゃねぇ・・・ センサーでは捉えられねぇ特別な “ニオイ” だぁ…(ガリガリガリ…) そいつを嗅ぎ分けられるんだよぉ 俺の中の “あるもの” がぁ…(ガリガリリリリリ…) そう・・・(ガガガガガガガガガガガガガガガガ…ナンバーマンの顔面をめり込ませたまま 狂ったように闘技場を駆けずり回りはじめる!!) その “あるもの” とはぁ(ガガガガガガガ…)俺の中に巣くうぅう(ガガガガガガガ…) “鬼”っ!!(ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ…) そのものよぉおおおおっ!!!!!!!(ゴッ!)

「ドッゴォオオオン!!!!!」 (外壁に叩きつけられるナンバーマン、崩れる瓦礫、背面ジャンプして着地するVAVA) 

ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「 “ノーダメージ” どころか “大ダメージ” だなぁ???ミスターノーダメージぃいいいい〜????ヒヒハハハ ハ ハ ハ ハ ハ(のけぞり笑い) 」

「ガラガラガラ…」 (なおも崩れ落ちる瓦礫… 広がる土煙…)

実況
ピカチュ 「・・・(真っ青) な・・・なんということでしょう・・・・ ナンバーマンFスズキ選手・・・・・ “パーフェクト勝ち” に失敗・・・!いやそれどころか・・・ ナンバーマン選手の生死は・・・・?」



「ゴトッ…」 (土煙の中から人影が見えてくる)

ナンバーマンFスズキ 「(バチバチッと火花… 頭のカプセルが割れている…) ・・・・この俺に・・・ ダメージをぉおおお――――――――――

 

ファイナルバトル第一戦 後編

ナンバーマンFスズキ 「・・・・この俺に・・・ ダメージをぉおおお―――――」

ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「ヒヒヒ 『ダメージを』受けたらどうだってんだぁ?ミスターノーダメージぃ〜?」


ナンバーマンFスズキ 「・・・・・・ (フラリ…と上体を落とし… リーチセイバーを手に取る…)」


(ゆっくりと上体を起こし…)

(残像を残しながらセイバーを静かに回しはじめる…)


(一回転させ、縦にセイバーを構え、手をそえる…)

(そして目を閉じ そのまま沈黙…)


ナンバーマンFスズキ 「・・・・・・・ (目を静かに開く) リセットだ… 」




ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「はっ?」

ナンバーマンFスズキ 「俺は “パーフェクト勝ち” を宣言し、それに失敗した。だから “リセット” だ・・・。 この勝負、おまえの勝ちでいい・・・」


・  ・  ・  ・  ・ 。


ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「そりゃなにか? 遠まわしに俺に “命ごい” してんのか? ミスターノーダメージぃ?」


ナンバーマンFスズキ 「いや・・・ その逆だ・・・。 俺の “リセット” は 相手への “死の宣告” ・・・・。 今後・・・ 俺はおまえの前に何度でも現れる・・・。 おまえに “パーフェクト勝ち” を修めるまでな・・・。 つまり、近い将来おまえは確実に死ぬ・・・。 殺されるんだ。 この俺に・・・ “パーフェクト負け” でな・・・。」

・  ・  ・  ・  ・ 。

ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「(肩をゆらしながらうつむき笑いをはじめる)…ヒヒ ハ ハ ハ ハ (いきなり突進!!)ここでてめぇが死ねば “パーフェクト勝ち” もくそもねぇえだろぉがぁああああああああああ」


ナンバーマンFスズキ 「(カッと目を見開く!) 『 リ セ ッ ト 』 !!!!(プツンッ!)」


( 一瞬で消え去るナンバーマン! VAVAの拳が空を切る!! )

ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVAの心の声 「 !!! (バッ バッ!※右!左!と見回し、サッと少しうつむく) ・・・・ “ニオイ” もしねぇ・・・! (闘技場を見渡し) 野郎・・・ (闘技場の中央、モノアイが限界まで絞られ収縮した驚愕の表情) 本 当 に 完 全 に 消 失 [ リ セ ッ ト ] し や が っ た ぁ ・・・・・・! ! ! ! 」

ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「・・・・・・(ワナワナワナ…と肩を震わせる) くそぉおおおムナクソわりぃい幕切れだぁあああああああああ (ガゴォオッと闘技場をえぐる!!) … ハア〜 ハア〜 ハア… (VAVAの目に 倒れているシャドーウーマンが映る… VAVAのモノアイがニヤリとする) ・ ・ ・ ・ (ゆっくりとフラフラ歩み、闘技場から降りる。 そしてシャドーウーマンを見下ろす) ・・・・ 死にかけ女にでも やつあたり するかぁ・・・ ヒヒヘヘヘ… 」

「  ザ  ン  ッ  !!!  」

(バタッと倒れるVAVA!!)

(その後ろでナンバーマンFスズキがセイバーを振り抜いている…!!?)


ナンバーマンFスズキ 「 ・・・瀕死の相手に 『やつあたり』 だと・・・? そんなことをしてみろ・・・? 俺は・・・ “パーフェクト勝ち”にこだわらず…


「 今 す ぐ こ こ で お ま え を 殺 す ぞぉおっっ!!! 」


ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「・・・・てめ・・・(身を起こそうとするが起きられず) ぐっ・・・? … …? !?」

ナンバーマンFスズキ 「(冷淡な視線で見くだしながら) 完 全 に 虚をついたからな・・・ しばらくは動けまい・・・ (VAVAの首元にセイバーを突きつける) 」

ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA 「っっ!!!」

ナンバーマンFスズキ 「安心しろ・・・ 殺しはしない・・・ 言ったはずだ・・・。 おまえは俺が “パーフェクト勝ち” で倒すと・・・。 ただ・・・ これ以上 感に触る言動をされてはこっちもおちおち “リセット” してられないんでなぁ…

「 しばらく、眠れ (ザクッ) 」

(ガクッとVAVAの首が倒れる モノアイの光は消え… 完全に気絶している… )




ナンバーマンFスズキ 「 (動けずにいた医療ロボット達の方を向いて) 早く彼女を…」

(急いでシャドーウーマンのもとへ駆けつける医療ロボット達、 その時には既にFスズキは消失[リセット]していた…。)


(タンカーで運ばれていくシャドーウーマン 静まりきったままの場内…)


池原スカルマン 「KOP97ファイナルバトル第一戦! 勝者!! ジゴクノオニノイキニクヲクラフVAVA!!!(倒れているVAVAの方に手をかざす)」


場内一同 「 !!!?? 」


池原スカルマン 「勝ちは勝ちだ! Fスズキは『負け』は宣言したのだからなぁ? まずは 俺たちの1勝だな(笑)」

実況
ピカチュ 「そっそんなぁあ!!」

池原スカルマン 「 あぁ〜…? 」

実況
ピカチュ 「(ビクッ)いえ・・・ なにも・・・(・・;)」

池原スカルマン 「さあ 二本目といこうかぁ! こっちの二番手は 新生サンゴットだ!!!」


新生サンゴット 「 ―――――――… (無表情でフラフラと闘技場に上がり、位置につく。 直立不動… ) 」

池原スカルマン 「てめぇらの二番手はどいつだぁあ??」


「 パ ン ッ・・・ パ ン ッ・・・ パ ン ッ・・・ パ ン ッ・・・」


( 目を閉じたまま ゆっくりと拍手をする真ZER02 )


真ZER02 「(パンッ…と拍手を止めて)いやぁ〜 飽くなき “パーフェクト勝ち” への拘り・・・ いいものを見せてもらった・・・。 じゃあ俺は・・・ 数字の “2” にでも拘りますか(微笑んで跳躍! 闘技場にタッと降り立ち、胸に掌をあて、静かな笑みを浮かべながら) “02” 番手は 俺だ・・・」

池原スカルマン 「フンッ その余裕! 後悔するぜ!(片手をまっすぐ上げる) KOP97ファイナルバトル第二戦!!! 真ZER02 VS 新生サンゴット!!!! はじめぇええええええ(手を振り下ろす!!)」

 

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