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トップページ > 投稿小説 > 勝手に大予想 ロックマン9(仮) 第3話

勝手に大予想 ロックマン9(仮)

第3話

ライト博士「随分傷を負ったようだが、どれくらい攻撃を受けたのじゃ?」
ロック「・・・1発です」
ライト博士「何ッ!?・・・相当に攻撃力が高かったのか・・・」
ロック「・・・正確に言うと、1発の中に無数の攻撃を叩き込まれた・・・といったところですか」
ラッシュ「ワン」

やがてロックの修理は完了した。その日は何事もなく夜をむかえる。

ロック「明日から・・・とうとう8ボスがくるんだろうか・・・」
不吉な考えを頭に覚えながら、カプセルの中で一時停止、つまり眠りにつくロックマン。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロール「昨日の夜のうちに届いたの?」
ロック「そうだね。開いてみよう」

ロックの予感は的中したようである。

ワイリー「調子はいかがかな?いつものとおり8体のしもべを送り込んだ。
キサマらの調子を見させてもらおう。くっくっくっ・・・」

ライト博士「ううむ・・・」
ロック「いきます!何度も向かってくるなら、その回数だけ迎え撃つだけです!」
ライト博士「そうじゃな。ワイリーにこれ以上好き勝手させるわけにはいかん」

ライトット「ボスのいるポイントが送られてきてるダス。ここからだと・・・海軍基地が一番近いダス」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロックマン「まず、海軍基地だ!」
ロール「気をつけてね・・・」
ビート「ピピー」

全員に挨拶を送ったのち、海軍基地へワープするロックマン。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロックマン「どいてくれェッ!」
威嚇攻撃をしながら海軍基地に潜入する。

ロックマン「こ、これは・・・」
目の前に広がる光景。それはトゲ。いたるところにトゲばかりが仕掛けられている。

ロックマン「いつもにも増して巧妙な・・・うわっ!」
背後からの小型メカによるレーザー攻撃。多少ダメージを受けたものの、動じることなくふり返って連射で撃破。

トゲの山をかいくぐりながら、水中に入っていく。
厳密にはこの基地の地下といったところか。この基地は海に面して作られている。

ロックマン「トゲが増えている。ここは・・・」

これまでジャンプの連続でトゲをかわしていたが、スライディングに変更。立ち上がり際のチャージショットも忘れない。

ようやく、トゲの少ない、というより全くない場所にたどり着く。

直後、水面から巨大な戦艦が出現する。着地するかと思われたが、ロックマンの頭上で止まる。

ロックマン「・・・・・・!」

ミサイルと魚雷の連射。間一髪、スライディングを駆使してかわす。
だが途中で妙なことに気付く。ミサイルも魚雷も、ロックマンを狙ってはいない。すべて地面に当たっている。

地面にヒビが出る。それでも砲撃を続ける戦艦。やがて爆発音とともに地面は砕け、ロックマンごと落下する。
ロックマン「・・・・・・!!なにがどうなっているんだ・・・?」
落下しながら上を見上げる。すると巨大な戦艦も一緒に落下しているのが見える。

ロックマン「シー・デスベースか!今ごろ使うとは、考えたな!」

シー・デスベース。数年前からワイリー勢力に対抗するため作られた海の戦艦だったが、
能力が発揮されなかったためワイリー逮捕を受けて廃棄、脱獄後も使用されず、どこかに放置されていた戦艦である。

ロックマン「目立たなかったけど、確かに強力な戦艦だったはず・・・」

ようやく着地したロックマン。シー・デスベースもロックマンと同じ高さに降り立つ。
ミサイルが発射される。今度はロックマンが標的である。
ロックマン「そうはいくか!」
ミサイルを軽く打ち落とし、チャージを始める。
同時に魚雷が発射されるも、ジャンプとスライディングで回避。

ロックマン「くらえぇっ!!」
ハイパーロックバスター。シー・デスベースの中心に存在する青いクリスタル状のメカに命中。割れる。
さらに連射。ミサイルが2発ほど足に当たるも、微動だにせず、中心部への攻撃を繰り返すロックマン。

そして中心部が完全に破壊されると同時に、シー・デスベース全体が爆発を始める。


その時、壊れた中心部のコクピットからロボットが降り立つ。その瞬間、シー・デスベースは完全に爆破される。

ロックマン「きみは?」
ロボット「キャノンマン。海はオレの領域。その領域に踏み入ったということは・・・覚悟はできているだろうな!!」
ロックマン「な・・・!」
次の瞬間、キャノンマンと名乗ったロボットは消えていた。
正確にはものすごい速さでロックマン目掛け突進攻撃を繰り出している。
ロックマン「イチかバチか!」
捨て身のスライディング。功を奏したか突進攻撃は空振りに終わり、ふり返ったロックマンのバスターがヒット。

ロックマン「よし!」
キャノンマン「へ!オレがかわされるとはな・・・」

両者とも立ち上がる。チャージをはじめるロックマン、肩にミサイルを装填するキャノンマン。

ロックマン「いくぞ!」
キャノンマン「へ!」
チャージショットとミサイルが同時に発射される。


ピシィッ!!


一瞬、カァッと閃光が放たれ、フラッシュ現象が起こる。



ロックマン「・・・今のは・・・効いたな・・・」
左手で脇腹をおさえ、よろめくロックマン。

キャノンマン「領域というのはな、名ばかりの物じゃねぇ。そこを一番知り尽くしたものに、力が与えられるんだ!」
キャノンマンはほぼ無傷であった。

次の瞬間、頭からロックマンに突進攻撃を仕掛ける。
ロックマンはよけることができず、腹をかばっている左腕で受けるしかなかった。

ロックマン「ぐっ・・海は・・きみの領域なんかじゃないんだっ・・・」
キャノンマン「何!?・・・ほざけ!」

ロックマン「誰の領域でも・・ない。地球上の、人間とロボット・・いやすべての者が共存する・・・
       共存できる聖域(ばしょ)・・・それが海なんだ!」
キャノンマン「ぐ・・・ふざけたことを言うんじゃねぇ!オレはこの海のすべてを知っている!海はオレの物なんだぁ!!」

キャノンマンが肩のミサイル、キャノン砲と合体。自らが巨大なキャノン砲となり、ロックマンめがけて突進攻撃を敢行。
キャノンマン「これで終わりだぁ!!」

ロックマン「・・・海はきみ一人の物なんかじゃない。それを分かってもらうためにも・・・負けられないんだぁ!!」


大バックジャンプ。それは突進攻撃をかわすためのものではない。チャージ時間を1秒でも多く稼ぐための行動である。

着地。そして眼前に迫ったキャノンマンめがけて、ハイパーロックバスターを発射する。



キャノンマン「どわぁっ!!」



キャノンマンの合体は解除され、その体は大きく吹っ飛び、後ろの岩盤に激突。キャノン砲は割れる。
ロックマン「フゥ・・・やったぞ・・・」

キャノンマン「・・・・・・」
ロックマン「あっ、・・・大丈夫かい?」
キャノンマン「・・・・・・」

キャノンマンに駆け寄るロックマン。しかし返事がない。
ロックマン「そんな・・・・・・ん?」
キャノンマン「・・・・・・」

様子がおかしい。キャノンマンを抱えあげているロックマンだったが、その手を離してしまう。


ロックマン「あ、熱い・・・」
キャノンマンの体温が上がってきている。海中だというのに、尋常でない温度まで上がり、思わず手を離したのだった。

キャノンマン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・
       オオオ・・・・・・オオオ・・・」
ロックマン「な、なんだ!?」
キャノンマン「オオオオオオオオオ・・・アアアアアアアアアア!!!!」
ロックマン「うわっ!」

キャノンマンが立ち上がる。しかしその体は真っ赤に燃え上がっている。

ロックマン「・・・な・・・何が起こっているんだ・・・」

キャノンマン「フゥ・・・ウウ・・・ガアアアアアアアア!!!!」
ロックマン「やめろ!これ以上温度を上げたらオーバーヒートで爆発するぞ!」

しかしその呼び声はキャノンマンには届いていない。
ロックマン(ちがう・・・あれはキャノンマンの意思じゃない。何者かが操っているのか・・・そんなことができるのは・・・)
「あっ!」
その瞬間。信じられないほどの速さでロックマンの懐に飛び込むキャノンマンの姿。そしてバスターキャノン。

大ダメージは免れたが、動揺を隠せない。
ロックマン(・・・今のキャノンマンは制御ができない。本能のまま、いや本能すら失われている・・・
第三者の意思のままに動いているんだ。こんな奴に攻撃していいのか・・・こんな奴を倒していいのか・・・)

キャノンマンの燃え上がりは激しくなる一方。バスターのチャージはしているものの、撃つことができないロックマン。

キャノンマン「ウワアアアアアアアアア」
ものすごい形相での突進攻撃。その勢い、燃え上がりようは大気圏に突っ込む小惑星のそれと酷似している。

ロックマン「うわぁっ・・・(ダメだ・・・やられる・・・)」



スバアッ!!



ロックマン「あ・・・・・・」
ロックマンの懐に横たわるキャノンマン。
衝突のまさにその瞬間、知らず知らずのうち、本能がハイパーロックバスターを発射していた。

ロックマン「ああ・・・そん・・な・・・・・・」
思わず発射してしまったバスター。正気でない相手に撃ってしまった。

その時。
キャノンマンの体がかすかに光りだしたのを確認する。慌ててその熱い体を抱え上げる。

すると、キャノンマンの、元の正気の目が開く。
キャノンマン「ロックマン・・・オレから離れろ・・・もうすぐ爆発する・・・」
ロックマン「たのむ!教えてくれ!何がきみを操ってこんな危険な状態にしたんだ!」

キャノンマン「リ・・・リミ・・・カウン・・・作ったのは・・・ワ・・・・・・離れろ!離れろォ!!!!」
ロックマン「あっ!」

パァン!

ロックマンを突き飛ばしたキャノンマン。その体から発せられた光は海全体に及び、そして・・・


スドォォォォォォォォン!!!!


ロックマン「あ・・・キャノンマン・・・キャノンマン!!」

爆発はおさまった。爆心地となった場所によろよろと歩くロックマン。

キャノンマンの残骸。

苦しそうな顔。

あたりに散らばる無数の破片。

ロックマン「そんな・・・そんな・・・うわああああああああ!!」
肩から上だけが残った残骸を抱え上げ、悲痛の叫び声を上げる。人間であれば、涙というものが流れているのだろう。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロボットA「へぇ〜。早くも一人殺っちゃうとはねぇ〜」
ロボットB「これがあいつの実力だろうね。用心、用心」
ロボットA「もう準備はできてるんでしょ?」
ロボットB「だから、もしもの時にそなえて大事をとってるんだって」
ロボットA「そうだったね」
暗闇の中、巨大コンピューターの前で、人間の子供くらいの大きさの2体のロボットが会話をしている。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第3話 完

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