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トップページ > 投稿小説 > 勝手に大予想 ロックマン9(仮) 第4話

勝手に大予想 ロックマン9(仮)

第4話

ライト博士「・・・ワイリーがコントロールしたような跡はどこにも見つからんが・・・」
ロック「・・・でも、僕は確かに見て感じたんです。
    キャノンマンが自分の意思と関係なく温度を急激に上げて、自らの意識すら失って・・・暴走・・・したんです」
ライト博士「わかった。これはまだまだ解析の余地がありそうだ」

キャノンマンの破片をひとつ残らず回収し、ライト博士に解析してもらったものの、
分かったことは確かにワイリーが製作したということだけで、
特にあの異常な熱と暴走については何も解析できずじまいである。

ロック「キャノンマン・・・君をこんなにしてしまった僕が憎いかい・・・」
ロール「そんなことないはずよ。それに、こんなにしたのはワイリーだから・・・」
ロック「・・・・・・」

ライト博士「そうじゃ。落ち込むことはない。
       ・・・今は、お前の行動の善悪を問う時ではない。キャノンマンの無念の思いを、自分の強さとするのじゃ!」
ロック「・・・・・・はい」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロックマン「この森・・・機械でできてるのかな・・・」
ラッシュ「ワン」
次のエリアに選択したのは、森林エリア。
森林が不当に伐採されているという情報を得たロックマンは、ラッシュを連れて到着。
ロックマン「でも、切られているのは自然の木だ。許さないぞ!」
木々の間から飛び出す昆虫型のメカを次々破壊しながら、奥に進んでいく。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

????「フフ・・・やっと来るか・・・待ちわびていたぞ・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ロックマン「たのむぞ、ラッシュ!」
ラッシュ「ワン!」
ラッシュコイル発動。ガケの上に怪しい気配を感じ、2段ジャンプで飛び上がる。

すると・・・

ロックマン「これは・・・」

金色の「U」プレート。それはロックマンの足元に浮いている。
ロックマン「そうか!スーパーロックマンの合体プレートだ!
       ・・・でもライト博士は何も言ってなかったし、第一なんでこんなところに・・・」

他に何もないことを確認してから、プレートを回収して飛び降りる。

ロックマン「お待たせ」
ラッシュ「ワン」

しばらく敵が出ない地帯を進み、ぬかるみの多いエリアに入る。
ロックマン「よし、今度はラッシュジェットだ」
ラッシュ「アウ」

ロックマン「よぉし・・・・・・!!」
ラッシュに乗ってぬかるみを突破しようとした時、突如ロックマンが飛び降りる。
ラッシュ「?」
ロックマン「ラッシュ、安全な場所にいてくれ。・・・ボスの気配を感じる」

ラッシュを森林のはずれに避難させ、自分はぬかるみの中の広い場所へと移動する。

ロックマン「さあ来たぞ。姿を現せ!」
????「威勢がいいねぇ。それでこそ刻みがいがあるってものだがなぁ」
ロックマン「上か!」
真上。太陽の逆光を背にして、1体のロボットが両腕の巨大なツメを突き出し降りてくる。
着地と同時に、バック宙の原理でロックマンの眼前に立つ。
黄色と黒をベースにした、尖った箇所が多いロボットである。

ロックマン「誰だお前は?なぜ森林を切り倒すんだ?」
????「パンサーマン様と呼びな。・・・今や科学と機械の時代だぜ。ただの木なんて何の役にも立たねぇ。
だからぶった切って実用的な機械を付けてやってるんだよ」
ロックマン「そんなことはない!自然は今でも大事なんだ!」
パンサーマン「口で語ったって始まらねえよ。俺達ロボットは戦うだけなんだよ!!」
ロックマン「何っ・・・くそっ!!」

右腕のツメを振りかざし、ロックマンめがけて突進攻撃。ロックマンは間一髪でかわすも、ぬかるみに足を取られている。
ロックマン「く・・・そこだ!」
パンサーマン「ハッ!」
ふたたび右腕のツメを振りかざすパンサーマン。その風圧でバスターがかき消される。

ロックマン「そんな・・・」
パンサーマン「スキは作らせねぇ!」
ロックマン「あっ!」
チャージしようとした右腕のバスターめがけてツメ攻撃が迫り来る。

倒れこみながらかわす。だがその都度ツメ攻撃は連続してくる。かわすのが精一杯で、チャージをすることができない。
パンサーマン「どうしたどうしたぁ!!」
ロックマン「よけてばかりじゃダメだ・・・スキを見つけるためにも・・・撃つ!」
チャージはやめ、連射に切り替える。
パンサーマン「無駄だ!」

両腕をたくみに振り回し、ことごとくバスターをかき消す。何発か命中してはいるが、ダメージはほとんどない。
パンサーマン「チャージできないから連射かぁ?無駄なんだ・・・」

ズドッ。

パンサーマン「・・・てめェ・・・」
ロックマン「スキを見つけたぞ!」
パンサーマンが連射に気を取られているスキに、わずかながらチャージをしたのである。
ロックマン「いくぞ!」
パンサーマン「同じ手に乗るかぁ!」

ロックマンの連射。今度は大きくバックステップし、ツメを前に突き出しながら突進してくる。
ロックマンもサイドステップをしながらチャージをしようとするが、足を取られて転倒する。
ロックマン「うわぁっ!」
パンサーマンの突き出したツメが、ロックマンの背中に突き刺さる。

ロックマン「う・・・ぐ・・・」
パンサーマン「フン、無理しすぎなんだよ。悪いがこの勝負、もらった!」
ロックマン(この素早さ・・・キャノンマン以上かも・・・・・・
      ・・・キャノンマン?
      ・・・そうか!)
????(そうだ!)
ロックマン「えっ?」
????(そうだって言ってるんだ!オレはお前にやられたことをちっとも後悔なんかしてない。
       むしろ嬉しいくらいの気持ちだ。オレは自分が最も優れている思っていたんだろう・・・
       その間違った思いをを見事に砕いてくれたのがお前だった。オレは嬉しい・・・オレは・・・)


     『オレの思いを乗せて戦ってくれ・・・』


ロックマン「キャノンマン・・・」
うつ伏せのまま、頭を横にして幻を目にしているロックマン。両腕はぬかるみに埋まっている。
パンサーマン「ん?キャノンマン?」

ロックマン「そうだ!キャノンマンの思い・・・それは僕に伝わっている!一緒に戦っているんだぁ!!!!」



ズキュゥゥーーーーーーーーーーーーン!!!!



パンサーマン「な・・・うわぁぁぁぁぁぁ!!」
腹を貫かれ、吹っ飛ばされて後ろの木に激突するパンサーマン。

左腕がぬかるみから出ている。そしてロックマンの体の色は、キャノンマンのベースカラー、グレーになっている。

パンサーマン「と・・・特殊武器・・・それは・・・」
ロックマン「そう!キャノンマンの思いを乗せた武器、『ストライクキャノン』だ!!」
パンサーマン「なんだと・・・」

ロックマン「キャノンマンは本当は強い意思を持ったロボットだったんだ。
       ・・僕には分かる。・・・でもそれを・・あいつは踏みにじった・・・」
パンサーマン「それは・・・博士のことを言っているのか!!」
ロックマン「そうだ!ロボットを道具としか思っていない・・・あいつは許せない!」
パンサーマン「それは聞きずてならねぇ!博士のおかげで俺はここまで強くなれたんだからな!」
ロックマン「その『間違った強さ』を砕く!!」
     「ストライクキャノン!!」
パンサーマン「ぐ・・・ぐわああああああああああ!!」

パンサーマンの胸部にストライクキャノンがヒット。パンサーマンはそのままずり落ち、そして倒れる。

ロックマン「確かにきみはワイリーによってすごいくらいに強化されたんだろう。
       でもあいつのやり方は絶対に間違ってる。ロボットに愛情を注がない強化なんて、所詮こんなものなんだ。
       ・・・これは僕の推測だけど、キャノンマンはそれを分かってくれたと思う。
       ・・・パンサーマン、きみにも分かってほしかった・・・・・・な、何!?」

パンサーマンが立ち上がる。だが様子がおかしい。
今まで黒かった目が真っ赤に、体も真っ赤になり、今にも燃え上がりそうである。

ロックマン「こ、これは・・・まさか・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ライト博士「む?まさか、これの仕業なのか?」
ライトット「どうしたダス?」
ライト博士「まだ仮説ではあるが・・・キャノンマンの暴走の原因がつかめたかもしれん。
       ・・・ライトット、ロックマンが帰還次第、解析室に来るように伝えてくれ」
ライトット「分かりましたダス〜」

ライト博士「これは・・・仮説が正しいなら・・・恐ろしいシステムじゃ。
       ・・・・・・ワイリーよ、どこまでロボットを弄べば気が済む?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

パンサーマン「ググ・・・グオオオオオオオオオオオ!!」
ロックマン「そんな・・・うわぁっ!!」
真っ赤に燃え上がったパンサーマンの突進。ロックマンはかわすことができず、直撃をくらってしまう。
ロックマン(これは・・・キャノンマンのときと全く同じだ・・・やはりワイリーの手によって・・・くそぉ・・・くそぉ!!)

パンサーマン「アアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
ロックマン「ワイリー・・・許さない・・・許さないぞぉ!!!!」


スバァッ!!


パンサーマン「・・・オアアアアアアアアアアア・・・・」
ロックマン「ハァ・・・ハァ・・・」

荒れ狂うキャノンマンに打ち込まれた、最後のストライクキャノン。
同時に、ロックマンの左肩にもツメが深々と突き刺さっている。

ロックマン「・・・終わった・・・のか・・・ん?」

ロックマンが目を向けた先。森林の奥地から、2体のロボットが顔を出す。人間の子供くらいの大きさである。

ロックマン「きみたち・・・誰だい?」

ロボットB「そいつを振り払いなよ。爆発するよ」
ロックマン「えっ!」
ロボットA「だから、爆発するって。キャノンマンと同じように、ね」
ロックマン「キャノンマンのことを知ってるのか!」

ロボットA「見ていたよ。君の戦いは全て・・・やれやれ、仕方ないなぁ」
       そう言ったロボットが光線を放つ。その光線はパンサーマンを直撃。
       ロックマンに突き刺さっている右腕だけを残してパンサーマンの体は吹っ飛び、そして・・・


ズドォォォォォォォォォォォン!!!!


ロックマン「あ・・・・・・」
ロボットB「ほらね」
パンサーマンは大爆発し、跡形も無く吹っ飛んだ。

ロックマン「なんてことを・・・」
ロボットB「なんてことを、はないんじゃない?君の命を救ってあげたのに」
ロックマン「こんなこと・・・」
動揺するロックマンをよそに、もう片方のロボットが語りだす。

ロボットA「多分、君疲れてるんじゃない?時間はたっぷりあるから休みなよ。フフフ」
ロックマン「くそ・・・お前たち、誰なんだぁ!!」

ロボットA「僕はポコ。双子の兄だよ」
ロボットB「僕はリット。双子の弟さ」

ロックマン(ポコと、リット・・・?聞いたこともない・・・)

ポコ「左肩、壊れてるでしょ。今の君じゃあ僕らにはかなわないよ。フルパワーになってから出直してくるんだね」
ロックマン「ふざけるな!こんなことをしておいて・・・ぐっ」
その場にうずくまってしまうロックマン。

リット「ほらほら、ダメージ大きいでしょ。僕たちは別に君を殺したいわけじゃないから、
そのへんはワイリーとかフォルテとかに任せておくよ。僕らの目的はね・・・フフ、さあ、なんでしょう?」
ポコ「今日やれることはここまでだな。行くぞ、リット」
リット「OK」
ロックマン「待て!」

ロックマンの叫びもむなしく、2体のロボットはワープ装置で消えてしまった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

フォルテ「・・・・・・」
ワイリー研究所。巨大なモニターの前にフォルテが立っている。
モニターには何かが映っているが、はっきりとは見えない。
フォルテ「・・・・・・何も分からん・・・いや、だからこそ・・・」
モニターの前にあるコンピューターのキーを操作する。
するとファルコンのような姿をしたロボットが鮮明にモニターに移る。
フォルテ「オレは感じる。こんなものがコイツの姿とは思えない。実際にあのマントを剥いでみないことにはな・・・」
ゴスペル「GRRR・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

作業員「どうしても・・・行ってしまうと?」
ガイア「当然だ。私は誰の命令も効かぬ。現にワイリーの命令さえ聞いていないのだからな」
作業員「ウェザーマン様にどう申すのですか!」

ガイア「・・・仕方が無いな。案内してくれ」
作業員「えっ?」

作業員に案内された先は、気象観測タワーである。ここは無人なのだろうか、静寂を保ち続けている。

ガイア「ウェザーマンよ、無駄な試みと分からぬのか?」
ウェザーマン「無駄・・・そういう言い方もありますか・・・ではお尋ねします。ここを離れたなら、あなたはいずこへ?」

ガイア「あるものの発掘だな。地球上に残された遺跡の中に存在する不死鳥・・・おっと余計な話だ。
     ともかく護衛など引き受けられぬ。私には私の道がある」
ウェザーマン「なるほど・・・それでは、協力させていただけませんか?」
ガイア「何だと?」
ウェザーマン「その遺跡発掘に、僕もつき合わせてくださいよ。フフフフ・・・」
ガイア「・・・・・・」

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ライト博士「おお、戻ってきたか・・・かなりの重症じゃな。すぐカプセルに入りなさい」
満身創痍で戻ってきたロックマンを、スリープカプセルに入れさせるライト博士。

ライト博士「それにしても、今までより格段に大きいダメージを受けている。何かウラがありそうじゃが・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

第4話 完

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