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勝手に大予想 ロックマン9(仮)

第5話

????「よぉし!いけるいける!このロボット・・・自分でいうのもなんだけどすごい出来だなぁ」
また違う建物の中。一人の青年がロボットの設計図に目を輝かせている。

郵便局員「テヌートさん、速達でーす」
????「ありがとう、そこに置いといてください」
しばらくして、テヌートと呼ばれたその青年が、渡された手紙に目を通す。

テヌート「ライト博士からだ・・・僕なんかに何の用だろう?」
手紙「テヌート君、近日わずかながら君の研究を見させてもらっている。これからの活躍に期待する。
    早速ですまないが、頼みがある。これからワイリーの作ったロボットのデータを2体分送信する。
    そのロボットに、何か暴走させるような強力な装置があるかも知れない。
    私も調査を進めているが、さっぱり分からない。できれば君にも調査してもらいたく・・・」

テヌート「・・・暴走・・・ライト博士に分からないんだから・・・・・・
     いやそんな考えは持つな!僕は僕なんだ。調べてみよう・・・」

すぐに送信されたキャノンマンとパンサーマンのデータにかじりつく、青年テヌート。

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ロックマン「うわっ!」
雪の中から発見された基地。
氷の床。足を取られ、先ほどジャンプしてきた段差に落ちてしまうロックマン。
ロックマン「ふぅ、相変わらずやりづらいなぁ。こういうときは・・・何かまわりにある物を使おう!」

周りにいる、ペンギン型ロボットの小屋を足場に飛び移っていく。

そして扉をくぐる。
ロックマン「ここがボスの部屋・・・?」
その時。両側から氷の柱がナナメに上がってくる。ロックマンはバックジャンプで回避。
ロックマン「上かっ!」
上からも、つららが降ってくる。スライディングを試みる。

だがその時、地面からの氷の槍がロックマンの足を貫く。
ロックマン「ぐ・・・くそっ・・・・・・あれは、出口!?」

人間でいう、痛みなるものをこらえて、スライディングを連発。壁の下に見えた穴をくぐり抜ける。

そこでロックマンが見たもの。
それは巨大な氷の塊の中、正確には氷の塊をモニターのように利用して、1体のロボットの映像が映し出される。

????「よく来たな。待ってたよ」
ロックマン「誰だ?」
????「んー、シャビーマンっていうんだけど、覚えたかな?」
ロックマン「シャビーマン、だな?」
シャビーマン「うん!僕がいるところはもうちょっと奥だから、頑張ってねー」
ロックマン「あ、おい!」
シャビーマンと名乗った、青白いロボットの映像は消えてしまう。

ふたたび歩き出すロックマン。

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ライト博士「どうやら、今回のボスには今までにない恐ろしい回路があるようじゃ」
ロック「恐ろしい回路、ですか?」
ライト博士「何かに反応して、ロボットを凶暴化させる・・・これもあくまで推測じゃ。詳しいことは何も分かっていない」
ロック「・・・・・・」
ライト博士「大丈夫。もう少しで真相はつきとめられる。
       最近ロボット製作で話題になっているテヌート君にも研究を依頼しておくからな」
ロック「・・・・・・」

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ロックマン(あの時僕が何も言えなかったのは・・・なんとなくだけど・・・真相が分かった気がするから・・・
      ワイリーは明らかに僕の心理を突いている・・・)
何かに戸惑いながら雪原ベースを進むロックマン。

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テヌート「これは・・・むごい、というか・・・ひどい・・・酷だ!酷すぎる!!
     ワイリーさん・・・あなたの研究は高く評価できる。でも今回のやりかたは許せない。
     ひとりのロボット研究者として・・・」
赤く点滅するモニターの前で、頭をかかえるテヌート。

テヌート「一刻も早く・・・このロボットを完成させ、ロックマンの援護をしたい。
     そしてワイリーさんの野望を打ち砕く切り札に・・・」
モニターを操作し、人型ロボットの設計図を表示する。

テヌート「君が僕の最高傑作だ。正しき心を持ってくれよ・・・」

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ロックマン「さあ着いたぞ!」
シャビーマン「お疲れ様!もう少し疲れてもらうけどね」
ロックマン「その前に、聞きたいことがある。
      君の体についてだけど・・・何かおかしな回路を取り付けられなかったかい?」
シャビーマン「え?」

シャビーマン「・・・うーん・・・」
ロックマン「・・・・・・」

シャビーマン「わかんないや」
ロックマン「ガクッ!」

シャビーマン「ごめんごめん、お詫びにいい戦いをしてあげるからさ」
ロックマン「はい?」
シャビーマン「じゃ、いくよっ!」
ロックマン「うわっ!」
シャビーマンの右腕から放たれる氷のレーザー。ロックマンをかすめ、壁に当たる。

シャビーマン「こんなこともできるぞっ!」
右腕を振り回し、レーザーをロックマンの脇腹にヒットさせる。
ロックマン「ぐはっ・・・くそぉ!」
ロックバスター。シャビーマンに命中はしたが、それほど大きなダメージは与えていない。

シャビーマン「今度はこれだ!」
頭を前にかざし、エネルギー弾を発射する。
右へ左へ、ロックマンは巧みに反応してかわすが、かわしきれず右腕に一発当たる。
ロックマン「こ、凍っている!?」
エネルギー弾の当たった右腕が凍りついている。

シャビーマン「そうだよ。・・・さぁ、のこった左腕を凍らせれば終わりだ!」
ロックマン「そうは・・・させるか!」
エネルギー弾をスライディングでかわし、シャビーマンの懐に飛び込む。

ロックマン「クロービーム!!」
シャビーマン「うわっ!」
パンサーマンの特殊武器、クロービーム。
左手の指から発せられるツメをかたどったビームは、シャビーマンのエネルギー弾を切り裂き、本体を襲う。

しかし、本体を切り裂くことはできなかった。

ロックマン(くそっ、弱点じゃないのか!)
シャビーマン「あせったなぁ。でもこっちだってこれからだぞ!」
再び氷のレーザーを放つシャビーマン。

ロックマン「それなら・・・これだ!」
シャビーマン「ん?」
氷のレーザーに向かってジャンプ。次の瞬間、ロックマンはレーザーの上に乗っていた。
シャビーマン「えぇっ!」
ロックマン「ここだ!」

その左手は光っている。足元のシャビーマンめがけて、ハイパーロックバスター発射。

シャビーマン「うわーっ!!」
氷のレーザーは砕け、シャビーマンの全身が地面に叩きつけられる。
だが、ロックマンがはっと驚く。
ロックマン「しまっ・・・シャビーマン、大丈夫か!?」

シャビーマン「・・・・・・」
ロックマン「そんな・・・また・・・ん?」

バシューン!

意識の無くなったシャビーマンを貫くバスター。

ロックマン「・・・これは、普通のバスターじゃないぞ・・・どういうことだ・・・フォルテ!」

フォルテ「・・・・・・」

奥から現れた、フォルテ。

フォルテ「なんとか、間に合ったようだな・・・
     ”コイツ”を止めるには、発動前に仕留めるのが一番だからな」
ロックマン「”コイツ”って・・・あの装置のことだよね・・・」

フォルテ「そうだ。
     名前は、”リミットカウンター”。
     どういう装置(もの)か、知りたいか・・・?」
ロックマン「・・・・・・」
フォルテ「フ、懸命な判断だ。知れば地獄を見ることになるからな。
     そうそう、今のバスターだが・・・冷凍エネルギーを凝縮させ、リミットカウンターの熱源の発動を抑制したんだ」
ロックマン「それは・・・ワイリーの発明?」
フォルテ「いや、これはオレが独自に作った。
      オレもこの手のやり方は好きになれないんでね。・・・そら、さっき見つけておいたよ」

金色の「R」プレートをロックマンに投げ渡す。
パンサーマン戦で、身体ともに大きなダメージを受けていたロックマンは、
「U」プレートのことをライト博士に訊く機会を逸していた。

しばらく黙り込む二人。ロックマンは機能停止したシャビーマンを回収しようとする。

フォルテ「リミットカウンターは、ある程度のダメージを受けると発動する。・・・どうやって押さえ込むか、考えておくんだな」
ロックマン「・・・・・・」
ロックマンは返す言葉がなく、無言で別れの合図を送る。

フォルテ「それと・・・」
ロックマン「ん?」
フォルテ「そいつはまだ生きてるからな。心配はいらん」
ロックマン「うん、ありがとう・・・」

ロックマンがいなくなると同時に、フォルテもその場を去ろうとする。その時、

〜〜♪

フォルテ「!」
ブルース「今回はえらく協力的だな」
フォルテ「別に。アイツはオレの手で倒す。
ワイリーがそれを邪魔しようとしているから、ひとまずそれを排除しようとしているだけだ」
ブルース「フフ・・・」
フォルテ「何がおかしい?」
ブルース「別に。・・・いずれいい戦いの場はできるだろうね」
フォルテ「それはどういう・・・待て!」

フォルテの返事も聞かず、ブルースは飛び立っていった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

第5話 完

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